川崎市のマンションイメージ

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マンションの売却体験談を頂きましたので、ご紹介いたします。

佐藤様(仮名、長野県在住)のマンション売却体験談

わが家がマンションを売却することになったのは、県外への移住がきっかけでした。

売却したマンションはこちらです。

  • 神奈川県川崎市にある中古マンション
  • 築13年
  • 約70㎡の3LDK
  • 駅徒歩15分
  • 7階建ての3階部分
  • 購入価格2600万円台

住み心地も良くとても気に入っていたのですが、自然が豊かな場所で暮らしたいとの思いから移住を決意、マンションも売却することにしました。実際の流れとしては2015年9月中旬に不動産会社と契約、10月末に買い手が決まり、11月初旬に2700万円台で売買契約を結びました。

「インターネットの一括見積り査定」で運命の出会い

初めてのことで何からやればいいのか見当もつきませんでしたが、まずは査定をしてもらわないことには始まりません。インターネットの一括査定を依頼しました。

査定を依頼したのは移住先も何も決まっていない時期(2015年6月ごろ)で、本当にとりあえず、といった気持ちでした。築年数や間取り等を入力するだけの簡単なものですが、6社程度から大まかな査定額の連絡が。どの会社も査定額はほぼ同じ2800万円程度。ところが、ここで運命の出会いが。

査定サイトの登録会社の中に偶然、購入時にお世話になった不動産会社があったのです。担当の方(田中さん:仮名)からすぐに電話がきました。本来であればそこから複数の不動産会社に内覧してもらい、査定してもらった方が良いのかもしれません。ですが、こちらの事情もよく分かっている田中さんにそのままお願いすることにしました。

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通常は、なるべく多くの査定をもらい、なるべく多くの会社の意見を聞くことが良いのですが、佐藤さんの場合はラッキーでした。
詳しくはこちらも参考に⇒マンション売却で「一番高い査定価格」を信じてはいけない理由とは

不動産会社との実際のやりとり

売却の戦略を考えるイメージ
不動産会社との具体的なやりとりですが、まずは契約の際に田中さんから今後の大まかな流れを説明してもらい、こちらの事情も改めて伝えました。契約時にもらった資料には、

  • 仮の売買代金(査定額の2800万円で作成)に基づいた諸経費や手取り額
  • 税金や管理費の清算方法
  • 契約までのスケジュール

などが記載されていました。

媒介については「専任媒介契約」で、10月末には転居することになっていたため契約期間は「1か月」としました。

時間がない中での売却なので、インターネットへの掲載やチラシへの掲載など、できることは全てやってもらうことに。その後はインターネットでの物件検索状況や、問合せ対応についてこまめに報告をしてもらいました。

実際に近隣に配布したチラシも見せてもらいました。内覧時にこちらが気を付けることはもちろん、内覧希望者がどういった方々かを事前に教えてもらい、内覧直後の様子(感触など)も報告してもらいました。

そのほか、不動産会社は設備点検や水回りのクリーニングなど、様々なサービスを用意しています。追加費用もかからなかったため、設備点検、水回りクリーニング、住宅情報サイトに掲載する際の室内写真撮影を依頼しました。設備点検で気になった部分がありましたが、不動産会社の方で修理してもらえました。

内覧について

内覧のイメージ
次に内覧についてです。わが家は4組の方に内覧してもらいました。インターネットの住宅情報サイト経由で問合せた方が1組、他社の紹介が1組、田中さんの顧客が2組です。中には戸建てを希望しているがとりあえず見に来た、という方もいらっしゃいました。

スケジュールでは、相手方の予定を優先し急な内覧希望にもすべて対応しました。

また、明るくすっきり見せることを基本として、様々なことに気を付けました。

例えば部屋を明るく見せるために、カーテンは全て開け、昼間でも照明はつけておきました。北側に面した部屋や廊下、バス、トイレ、洗面台はもちろん、リビングなど南側に面していた部屋も全てです。

また、居住中の内覧だったため家具や生活用品があるのは当然ですが、不要なものはクローゼットにしまったり、目隠しをするように心がけました。その一方で収納も気になる部分のひとつなので、全て見られても良いように整理していました。ベランダからの眺望も確認しておきたい部分なので、内覧時だけは洗濯物は干さないようにしていました。

その他、内覧に来られる人数分のスリッパを用意しておく(ベランダも可能であれば用意する)ことや、窓を開けて換気をしておくことも心がけていました。それから、わが家の場合は小型犬が一匹いるので、ケージなどを清潔にしておくのはもちろん、内覧時には犬は必ず抱いて対応しました。動物については苦手な人もいるので、注意した部分でもあります。

マンションを売却するということは中古マンションを売るということで、新築に比べると機能性や目新しさには欠けますが、小さな心がけ次第で良く見せることはできると思います。

内覧時によく聞かれたことは、近隣世帯から音漏れがないかといった音に関することでした。また、隣にはどんな家族が住んでいるのか、近隣のスーパーの営業時間といった買物事情、日当たりや駐車場の空き状況についても聞かれました。

こちらからは管理人がどういった方かなどを伝えました。設備や間取り、周辺の都市計画に関することは田中さんの方から説明してもらいました。基本的には聞かれたことについて答え、住まなければ分からないことは聞かれなくても伝えるようにしていました。また、室内は自由に見てもらい、こちらが積極的に案内するようなことはしませんでした。

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この内覧内訳からも、ほかの不動産会社にもきちんと販売されていることが分かります。また、内覧の大切なポイントについてしっかり守られています。こういうアドバイスをきちんと担当者に教えていただいたそうです。素晴らしい。
詳しくはこちらも参考に⇒家を住んだまま売るなら知っておくべき「内覧のポイント」とは

金額について

一番高い見積り査定
次に金額についてです。わが家の場合は売却額の下限を決め、それより高ければ決めるというスタンスでした。下限額についてはローンの残高をもとに、田中さんとも相談して決めました。時間的な問題があったので、多少の減額はやむなしといった面もありました。

実際の売却時には買い手側から50万円ほど値下げしてもらいたいとの要望がありましたが、それでも下限額より高かったため決めました。一般的に、売却までの時間が短ければ低額になり、長ければ高額になるといわれていますが、下限額を決めていたおかげでスムーズに決断できたと思っています。
物件に良い印象をもってもらえたとしても、金額面で折り合いがつかなければ売却までは至りません。買い手にも様々な事情があるので、こちらの希望ばかりを押し付けないことも大切だと思います。

振り返って、売却に成功したポイントは「信頼できる担当者」

価格交渉に勝利するイメージ
今回の売却の経験で強く感じたことは、物件の新しさや立地条件以上に、信頼できる不動産会社や担当者に出会えるかどうかが、売却がうまくいくポイントではないかということです。

私たちが契約した不動産会社は中堅の、どちらかというと地域に密着した会社でした。そういった会社には、子どもの学校の関係で同じ学区内で物件を探しているような家族が登録していたりします。今回マンションを購入してくれたご家族も、そういった事情ですぐ近くに住んでいる方たちでした。

担当者についても、買い手が決まるまでは密に連絡を取ることになりますし、様々な相談事もでてきます。査定額も重要ですが、担当者の営業力による部分も大きいので、不動産会社との契約前にしっかり話をすることが大事だと思います。

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マンション売却の成功体験談、ありがとうございました。やはり信頼できる担当者がとても大切なんですね。皆さんにも是非良い出会いがありますように!